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世界遺産の山を歩こう! ~屋久島登山装備ガイド~

2019/4/11

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登山者なら一度は訪れたい屋久島。雨の多い世界遺産の島を楽しむために最適な装備や、知っておきたい情報をご紹介します。

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生命が循環する島、屋久島

海岸から山頂に至るまで最大1,900mあまりの標高差があり、まるで海から突然山が現れたかのような屋久島の地形。この小さな島には、亜熱帯から冷温帯までの植生の垂直分布がみられ、日本の自然植生の縮図ともいわれています。その中に世界最大規模の照葉樹の原生林や、日本固有種でもある屋久杉の広大な自然林など、世界的にも希少な自然環境を有しており、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。

気候について

大雨・台風に注意


屋久島は、「1カ月のうち35日は雨」といわれるほど、雨の多い島です。年間の降雨量は約4,000mmと、東京の2~3倍に達します。時には「ゲリラ豪雨」のような大雨が短時間に降ることもあります。屋久島登山には、万全の雨対策が必須です。
さらに注意が必要なのが台風です。台風が頻繁に通過する屋久島では、大雨による河川の増水で登山道が遮断されることがあります。登山の際は必ず天気予報を確認し、台風の接近などが予想される場合は、山行を中止することも必要です。

気温低下に注意


平野部と山頂付近で標高差の大きな屋久島では、気温の差が大きいことも特徴です。年間平均気温は平野部で約19℃と比較的暖かい屋久島ですが、山頂付近では約8℃と平地よりも10℃以上も気温が下がります。縄文杉のある標高1,300m付近でも麓より約8℃低く、防寒アイテムは必ず用意しましょう。防寒対策が不十分だと、運動能力や判断力が低下し低体温症になるおそれがあり、大変危険です。降雨や強風などの悪天候時はさらに体感温度が下がるので、特に注意が必要です。

屋久島の雨に備える装備のポイント

雨の多さと標高による気温差が屋久島の大きな特徴です。快適な登山を楽しむため、雨と寒さ対策に主眼を置いたおすすめの装備をご紹介します。

体を濡らさない

雨対策のための最重要アイテムです。防寒対策にもなるので、必ず携行しましょう。湿度が高い屋久島で快適に行動するためには、透湿性に優れた素材を使用したアイテムがおすすめです。

雨から荷物を守る

突然の雨から荷物を守るパックカバーの選び方も重要です。大きすぎるとザックとカバーの隙間に水が溜まるので、パックとサイズを合わせます。パックカバーを内蔵したモデルのほか、防水性の高い内袋を備えたロールアップモデルもあります。
着替えやカメラなど特に濡らしたくないものは防水バッグを使用すると、さらに安心です。
容量は、日帰り登山には20~30L、小屋泊の場合は30~40L程度のサイズがおすすめです。

足元を濡らさない

足元が濡れると冷えや不快感につながるため、ゴアテックスなどの防水機能を備えた靴を使用しましょう。屋久島のトレッキングコースでは濡れた木の根や岩の上を歩くことも多く、高いグリップ力を持つトレールグリッパーを採用した靴がおすすめです。
靴の中の濡れを防止するために、スパッツを使用することも効果的です。小石の進入や、パンツの裾の汚れも防ぐことができます。

屋久島登山におすすめの基本装備

登山ウエア選びの基本
レイヤリングで快適に

ウエアの構成を「アウターレイヤー」「ミドルレイヤー」「ベースレイヤー」の3層に分けて、天候や運動量に応じて脱ぎ着することで温度調節を行い、トータルでウエアの性能を発揮させることをレイヤリングといいます。
突然の降雨が多く、標高による寒暖差が大きい屋久島の登山では、適切なレイヤリングでウエア内を快適に保ちましょう。

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○アウターレイヤー(レインウェアやウインドシェルなど)
主に防水・防風を目的としたウエアで、雨・風・雪などから体を守ります。防水性や透湿性に優れた素材のアイテムを選びましょう。
○ミドルレイヤー(シャツやフリースウェアなど)
主に保温性の調節を行うためのウエアです。気象条件や運動量によってこまめに着脱するようにしましょう。
○ベースレイヤー(アンダーウェアなど)
素肌に着用するウェアで、汗を素早く吸収拡散することで汗冷えを防ぎ、肌を快適な状態に保つ役割があります。速乾性にすぐれた素材がおすすめです。
レイヤリングシステムについて詳しくみる

基本装備

数あるルートを組み合わせることで、さまざまなルートを楽しむことができる屋久島の登山コース。シーン別に必要となるおすすめ基本装備をご紹介します。

レインウエア

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レイン小物

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防寒着

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シャツ / Tシャツ

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パンツ / スカート/ タイツ

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アンダーウェア

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帽子 / グローブ

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バックパック

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フットウェア

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ポール

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水筒/ハイドレーション

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キッズ

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あると便利な小物

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小屋泊に必要な装備


屋久島の登山ルートに、有人の「山小屋」はありません。いくつかある小屋はすべて管理人のいない避難小屋であり、寝具や食事は自分で用意する必要があります。予約もできないため、混雑すると利用できない場合があります。満員の場合に備えて、テント泊の準備をしておくことが無難です。

スリーピングバッグ / マット

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クックウエア / 食品

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ライティング

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テント泊に必要な装備


屋久島では自然環境を守るため、指定地以外でテントを張ることは禁止されています。人気のシーズンには小屋が満員になることもあるのでテント泊の準備をしておくことがおすすめです。
すべての装備を担ぐには、50L以上のバックパックが必要となります。

テント

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大型バックパック

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屋久島の美しい自然を守る

屋久島では、登山者の増加による自然環境への影響が懸念されています。特にトイレのし尿の処理は人力で搬出を行っており、多額の費用がかかっています。登山者の方は、これらの費用を賄うための募金にご理解、ご協力をお願いします。

協力金額: 基本額(日帰り入山の場合):1,000円 / 山中で宿泊予定の入山の場合:2,000円
納入場所: 荒川登山口、淀川登山口、ヤクスギランド、白谷雲水峡入口、屋久杉自然館、屋久島環境文化村センター、屋久島環境協会、宮之浦港、屋久島町役場の各窓口など
詳しくは屋久島山岳部保全利用協議会ウェブサイトへ

携帯トイレの利用について


屋久島では環境を守るため、避難小屋の周辺には携帯トイレ用ブースが設置されており、登山口には使用済み携帯トイレの回収を行っている場所もあります。
山小屋に設置されたトイレは数が限られ、行列となることもあります。貴重な自然環境を守るため、登山の際は携帯トイレを持参しましょう。
◆携帯トイレ設置場所の情報:屋久島世界遺産センター(環境省)

モンベルで楽しむ屋久島

フレンドアイランド 屋久島

屋久島は、モンベルクラブ会員さまがさまざまな特典を受けられる「フレンドエリア」に登録されています。エリア内にあるフレンドショップで、モンベルクラブ会員優待サービスが受けられます。屋久島の自然をより深く、より安全に楽しむための山岳ガイドショップもたくさん登録されています。屋久島へお出かけの際にぜひご利用ください。

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太古からの自然と、そこで暮らす人々の文化をエコツーリズムで体感できる島
鹿児島県本土から南へ約60kmの洋上に位置し、日本百名山「宮之浦岳」が中央にそびえ、2,000mに近い山々があるため亜熱帯から亜寒帯の植物郡を見ることができる島。世界自然遺産・ラムサール条約・ユネスコエコパークに同時登録されている日本で唯一の地域です。

アクティビティ&見どころ

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神秘の巨木、縄文杉に会いにいこう!
【おすすめのコース】屋久島のシンボルである縄文杉を目指すコース。荒川登山口から約8kmのトロッコ道を歩き、約3kmの登山道を登ります。道中、中から見上げるとハート型の空が見えるウィルソン株や仁王杉、大王杉、夫婦杉などの屋久杉が見られます。

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屋久島の豊かな森が育む美しい滝・川・海でのアクティビティで心を癒やそう!
沢登り、キャニオニング、カヌー・カヤック、 SUP、シュノーケリング、ダイビング、釣りと、屋久島の絶景を満喫しながら遊べるスポーツが満載。エコツアーガイドと一緒なら初めてでも安心。

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世界有数のアカウミガメ産卵地 永田いなか浜
ラムサール条約湿地に登録されている永田いなか浜では、永田ウミガメ連絡協議会によるうみがめ産卵の観察会を行っています。
期間:5/1~7/31
※観察会では事前にレクチャーを受ける為の予約が必要です。
【永田ウミガメ連絡協議会】TEL:0997-45-2280

M.O.C.(モンベル・アウトドア・チャレンジ)で行く屋久島トレッキングツアー

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日本全国のフィールドで、アウトドアイベントを開催する「M.O.C(モンベル・アウトドア・チャレンジ)」。屋久島では、モンベルおすすめの現地ガイド案内のもと、宮之浦岳から縄文杉を経て白谷雲水峡まで縦走を楽しむプランや、トレッキングとカヤックを満喫できるプランを開催しています。
世界遺産・屋久島ツアーはこちら

モンベルストアで店内セミナー「屋久島の歩き方」を開催!

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モンベルストアスタッフが、屋久島で登山を楽しむのに適した服装や装備をご紹介します。そのほか、みなさまの疑問や心配にもお応えします。参加費は無料。ぜひお気軽にご参加ください!
店内セミナー「屋久島の歩き方」について詳しくはこちら

安全登山のために

体力とコース、スケジュールをきちんと把握し、余裕のある登山計画をすることが大切です。登山行程のイメージができると適切にペース配分できるのでバテの防止につながり、トラブル時にも冷静に対処することができます。

登山届けの提出


滑落や道迷いなど、山中で救助が必要になった時、登山届が提出されていればある程度の行動範囲が特定できるため、救援捜索を的確に行うことができます。
●登山届入手先及び提出先
屋久島警察署 住所:屋久島町安房304-42、TEL:0997-46-2110
屋久島町役場宮之浦支所 住所:屋久島町宮之浦1593、TEL:0997-42-0100
屋久島町役場尾之間支所 住所:屋久島町尾之間157、TEL:0997-47-2111  
その他 島内の交番/空港/港/各観光案内所/船内/屋久島世界遺産 センター/屋久島観光環境文化村センター/淀川登山口/荒川三叉路 /荒川登山口/白谷雲水峡登山口/民宿など宿泊施設

安心と一緒にでかけよう ~選べる2タイプの傷害保険~

モンベルでは、みなさんに安心してアウトドアを楽しんでいただくために選べる2タイプの傷害保険をご用意しています。傷害総合保険は保険開始日の30日前から前日まで、国内旅行傷害保険は保険開始日の30日前から当日(ご出発前)までお申込みいただけます。(お支払いはクレジットカードのみとなります。)
モンベルクラブ会員の方は、保険料の3%のメンバーズポイントを付与します。※1,500ポイントを上限とします。

取扱代理店:株式会社ベルカディア
引受保険会社:AIG損害保険株式会社
傷害保険の詳細はこちら

ご留意事項

●この「屋久島登山装備ガイド」で紹介している装備は、春から秋の山行を想定した一例です。積雪時は本格的な雪山用の装備が必要です。
●登山経験に不安のある方は、登山経験者に同行する、ガイドツアーを利用するなど、経験者と一緒に行動することをおすすめします。

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