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中間着からアウターまで選べるフリースウェア

2017/10/13

豊富なバリエーションをそろえるモンベルのフリース。シーンにあわせた最適な一着を選びましょう。

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肌寒い時にさっと羽織ることができて、行動中の汗も逃してくれるフリースウェア。登山用の中間着としてはもちろん、日常の防寒着としてもすっかりおなじみになりました。多種多様なフリースの中から、生地の「厚さ」や「機能」を知り、最適な一着を選びましょう。

フリースの特長

防寒着には、フリースをはじめ、ダウンや化繊綿を封入したウェアやウール製のものなどさまざまな種類があります。軽さならダウン、乾きの速さなら化繊綿、暖かさならウール、そんなイメージがあるかもしれません。ではフリースの強みは何でしょうか?

登山中の中間着に求められる機能として保温性通気性がありますが、フリースはこの2つの機能をバランスよく備えた中間着といえます。

保温性

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フリースは、主にポリエステルで編まれたニットの繊維を起毛させることで、高い保温性を備えます。起毛した繊維間にはたくさんの空気が蓄えられ、動かない空気の層(デッドエア)として、外気を遮断し、衣服内の熱を逃がしません。

デッドエアって何?

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フリースやダウンジャケットに限らず、物体はどんなものでもデッドエアを持っています。物体には“周囲数ミリ部分の空気は動きにくい”という性質があり、それを不動空気層(デッドエア)と呼ぶのです。
風に吹かれたとき、寒いと感じるのは、肌の表面を覆っていたデッドエアが風によって吹き飛ばされ、新しい空気が肌に触れるからです。空気は熱伝導率が低く、断熱性があるので、防寒対策をする際にはデッドエアを身体の近くにより多く蓄えておくことが重要となります。

一本の糸へのこだわり

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糸は基本的に数十本の繊維を撚り合わせて1本を形成しており、糸の太さをデニール(d)、糸の中にある長繊維の本数をフィラメント(f)で表します。例えば75d/36fの糸は“36本のフィラメントから作られた、太さ75dの糸”ということ。これは一般的な化繊Tシャツによく使用される糸です。モンベルのシャミースは、75d/144fという糸を使用しています。糸の太さはTシャツと同じですが、144本の細いフィラメントのおかげで生地がしなやかになり、熱を蓄える表面積も増えるので、とても暖かくなります。

通気性

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モンベルのフリースは、ポリエステルの一種であるPET(ポリエチレンテレフタレート)をもとに作られています。ポリエステルは素材の性質上水分を溜め込まず、すぐに外気に放出するという、優れた速乾性をもち、起毛した繊維は空気に接する表面積が広いため、効率よく水分を発散することができます。
さらに、フリースの密集した繊維間には空気が行き来する適度な通気性があり、これが衣服内と外気の温度や湿度が著しく異なる時に循環を行い、衣服内を快適な環境に保ってくれます。

お手入れのしやすさ

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防寒着の性能ばかりに気を取られ、ついつい忘れられがちなのが、お手入れのしやすさ。不織布であるフリースは耐久性が高く、洗濯機での丸洗いが可能。手洗いが必要なダウンウェアに比べてお手入れが簡単です。

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薄手【シャミース】

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人間の毛髪の10分の1という極細のマイクロファイバーを密に編んだ「シャミース」。薄手で軽量ながら、繊維間に多くの空気を蓄えます。保温性と通気性のバランスがよく、運動量の多い場面でも汗の蒸気を効果的に排出。速乾性にも優れ、極細繊維を短く起毛させた生地表面は大変柔らかく、滑らかな質感です。
多彩なカラーと形状でさまざまなシーンに見合った使い方ができます。

シャミース使用モデル

やや薄手【クリマプラス100】

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クリマプラス100」はやや薄手のフリースです。ストレッチ性に優れ、体の動きにしなやかに追従。繊維間に多くの空気を蓄えながらも、ウェア内にこもりがちな空気や汗の水蒸気は素早く放出するため、ドライで快適な着心地が持続します。

クリマプラス100使用モデル

中厚手【クリマプラス200】

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クリマプラス200」は保温性の高い中間着として活躍する中厚手のフリースです。適度なボリューム感を持ち、細かく密集した繊維の間に暖かな空気を多く蓄えるため、軽量ながら高い保温性を備えます。ストレッチ性や通気性にも優れ、モンベルのフリース素材の中で最もスタンダードな素材として幅広く採用されています。

クリマプラス200使用モデル

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暖かいだけでなく、組み合わせる素材や加工方法によって、さまざまな機能や風合いをもたせられるのもフリースの強み。
近年、タウン用フリースも保温性などの性能が良くなり、登山用フリースとの差別化が難しくなってきていますが、使用する環境を考えて作られる登山用フリースはバリエーションが豊富で用途にあわせて選ぶことができます。

またモンベルのフリースには、行動時の快適性を追求した工夫が細部に至るまで盛り込まれています。

サムホール

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中間着として使いやすい「クリマプラス100」と「クリマエア」のモデルには袖口にサムホールがあり、親指を通すことで間にグローブとして手の甲まで温めることができます。(ベストと「クリマプラス100 アウタージャケット」をのぞく)

スランテックカフ

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比較的薄手のシリーズには、ほぼすべてに「スパイラル スランテックカフ」か「スランテックカフ」が採用されています。

スパイラル スランテックカフ」は袖口の縫い目を斜めにすることで、伸縮性が高く、ごろつきや不快な締め付け感のない快適な着心地を実現。
スランテックカフ」も袖口の縫い目を斜めにすることで袖をまくりやすく、不快な締め付けのないフィット感を実現しています。
ともに中間着として重ね着するシーンの多いフリースならではの仕様です。

あごに当たらないジッパー

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ジッパーの付いたフリース製品はすべてジッパーが当たらないようになっており、外気で冷やされたジッパーが肌に触れる不快感を防ぐのはもちろん、雪山で金属部分が肌にくっついてしまうのを防ぐ安全面も考慮されています。

軽量・保温【クリマエア】

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クリマエア」は滑らかな毛並みと軽やかな風合いを持つフリースです。繊維の目を粗めに編むことで軽量化を図りました。毛足が長く、多くの空気を蓄えることができるため、高い保温性も実現しています。着用時にはかさばらず、アウターや中間着として、最小限の重量で最大限の保温力を発揮します。

クリマエア使用モデル

ストレッチ【ストレッチクリマプラス】

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モンベルのフリースはどの生地もストレッチ性に優れていますが、より体の動きにストレスなく柔軟に追従するよう、縦横2方向にストレッチのある「ストレッチクリマプラス」を採用したモデルを展開しています。
「トレールアクション シリーズ」の生地の表面は滑らかな質感でレイヤリングしやすく、激しい動きにもしなやかに追従。冬季登山やアイスクライミングなど、激しい動きを伴う場面で真価を発揮します。
「ストレッチクリマプラス200 アクションワンピース」は、上下を一体化させたワンピースにすることで、複雑で激しい動きをともなうアクティビティに対応。熱が外に逃げにくい構造から極地や高所登山での使用にも適しています。

ストレッチ性の高いモデル

ハイブリッド【クリマウール】

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クリマウール」は天然素材であるウールにポリエステルやアクリルを混紡した素材です。良質なウールが持つ優れた保温力や吸湿発熱性能はそのままに、フリース特有の速乾性や滑らかさを組み合わせることで、冬のウェアとして理想的な性能を実現しています。耐久性にも優れ、洗濯を繰り返してもへたりにくく、毛玉や縮みに対しても強くなっています。

クリマウール採用モデル

ハイブリッド【ウールプラス】

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ウールプラス」は糸の太さが均一な良質のウールに、かさ高性に優れるアクリルを混紡した素材です。ふっくらとしてしなやかな着心地で、優れた保温性と適度な防風性を備えています。

ウールプラス採用モデル

防風【ウインドストッパーなど】

ウインドストッパー

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クリマウール」を使用したモデルには、寒気や風をシャットアウトするゴア社のウインドストッパーファブリクスを採用したものがあります。
寒風や寒気をシャットアウトする万全の防風性と、衣服内にこもった汗の水蒸気を素早く放出する優れた透湿性を併せ持つウィンドストッパーは、衣服内の暖かな空気を逃さず、内側をドライに保ち、一層高い保温効果をもたらします。

ウィンドストッパー採用モデル

ナイロン製の裏地

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シャミース」、「クリマプラス200」、「クリマエア」の3種類の生地にはそれぞれナイロン製の裏地を設けることで、防風性を高めたモデルを展開しています。裏地の背中と袖部分には、繊維を斜めに配置することで生地のストレッチ性を最大限生かしたバイアスストレッチを採用し、つっぱり感のない快適な着心地を実現しています。

防風性の高いモデル

セーター調【クリマプラスニット】

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セーターのように編みあげることで、登山時のアウターや中間着としてはもちろん、タウンユースにも適した上質感のある「クリマプラスニット」。軽量ながらも暖かく、裏面は柔らかな起毛地。適度なボリュームとストレッチ性により、運動量が多い場面でも快適です。ジャケットモデルには擦れやすい肩と肘には当て布を配し、耐久性を高めています。

クリマプラス ニット使用モデル

キッズモデル

生地の厚さや形状の異なるモデルを豊富にラインアップ。日常での使用から雪遊びまで、さまざまなシーンに対応します。

日本のフリースはモンベルから

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やわらかく起毛した化学繊維のことをフリースと呼びますが、もともと「フリース」というのは羊から刈り取ったひとつながりの毛の名称。これに似ていることから、現在のフリース生地がそう呼ばれるようになりました。

じつは日本ではじめてフリース製品を製造したのはモンベルでした。創業3年目、1978年のことです。当時主流だった綿やウールといった天然素材を使用した登山用ウェアは、濡れると乾かない、水を吸って重くなる、などの問題が山積み。そんな中この問題を解決したのがフリースです。湿気を含まず速乾性に優れた素材として、アメリカでフリースウェアが発売されたのが1970年代後半のこと。モンベルはすぐさま国内メーカーとして初めて「オーロンフリース」を採用した製品を発表し、これが日本の登山界に衝撃を与え、「化学繊維のモンベル」と呼ばれるきっかけとなりました。

それから40年近く経った今なお、モンベルのフリースは保温性、軽量性、快適性を追求し、年々進化しています。

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