価格 | ¥1,980(税込) |
---|---|
品番 | #1991002 |
ブランド | モンベル ブックス |
お使いのブラウザ(Internet Explorer)ではコンテンツが正常に表示されない可能性があります。
Microsoft Edgeのご使用をおすすめいたします。
価格 | ¥1,980(税込) |
---|---|
品番 | #1991002 |
ブランド | モンベル ブックス |
夢枕獏(著)
世界中で100万部以上を売り上げた、ベストセラー小説『神々の山嶺』。
作家・夢枕獏は、20代で小説家を志したときから「いつか山の話を書きたい」と思っていたといいます。この物語を完成させるまでの苦悩、厳しくも楽しかった取材の旅、そして創作を支えてくれた人との出会いについて、夢枕氏自身が振り返って綴った、雑誌『岳人』の人気エッセイを1冊にまとめました。『神々の山嶺』ファン必読の書です。ヒマラヤへの思いを描いたエッセイ6篇も収録。
〈モンベル ブックス〉
(本文より)
この物語の中でも書いているように、人とは常に、どこかからどこかへ向かって歩いているものだ。
そして、死は、必ずその途上でその人の上に訪れる。
ひとつの頂を踏んだからといって、ひとつの場所にたどりついたからといって、その人の旅はそれで終わるものではない。いやでも、到達したその場所から次の一歩を踏み出さねばならない。
人は、永遠にその旅を繰り返してゆく生き物である。
そのことは、覚悟した方がいい。
ぼくは覚悟している。
たぶん、真に重要なのは、頂を踏むというそのことではない。今、どういう頂を目指して歩いているのか、そのことこそが重要なのだと思う。
夢枕 獏
【カラー】-
【サイズ】A5判 192ページ
【発売日】2016年2月17日
ISBN978-4-9908067-1-2
© mont-bell Co.,Ltd. All Rights Reserved.