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ようこそ、雪山の世界へ! 雪山登山の基本装備ガイド

2015/11/18

雪山に一歩足を踏み出せば、山登りの世界は一気に広がります。

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軽アイゼンでのスノーハイキングに慣れてきたら、雪山登山に挑戦してみませんか。自分のレベルに合ったフィールドから少しずつステップアップしましょう。

見渡す限りの白銀の世界に、透き通った冬の空。ピンと張りつめた凍てつく世界は、厳しさの中に神々しいほどの美しさを感じさせます。頑張って登り詰めた山頂からは、寒さも疲れも忘れてしまうほどの絶景が望めることでしょう。一方で装備や計画が不十分だと夏山よりもリスクが多いのも事実。しっかりと知識を身につけて雪山を安全に楽しみましょう。


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早めの行動と登山計画

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雪山は積雪や凍結などにより刻々と、登山道の状況が変化します。さらに、ピッケルやアイゼンなど身に付ける装備も多くなるため夏山に比べて足取りも重くなります。日没の時間も早いため、早出早着を心がけ余裕を持ったプランニングが重要です。悪天候やトラブルに備え、避難場所やエスケープルートもチェックしておきましょう。

寒さ対策(低体温症・凍傷対策)

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体温が奪われ、意識障害や運動障害を起こす低体温症。重篤な場合は、死に至る危険性もあります。そこで重要になるのが、適切なレイヤリング(重ね着)。雪山の行動時には「汗が出るか出ないか」くらいのレイヤリングが最適といわれています。濡れた衣類は気化熱により急激に体温を奪うため、発汗による衣類の濡れには注意が必要です。
凍傷は極度の寒さや体感温度の低下、血行不良が原因で生じる皮膚や皮下組織の傷害です。手足や耳、鼻などの末端を長時間冷気にさらさないよう、帽子やグローブなどの小物で保温しましょう。

気象情報の入手

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入山する山岳地域の気象環境について、事前の情報収集は必須です。悪天候が予想される場合は無理せずに登山を中止しましょう。

《参考》 「山の天気予報」
全国18山域、59山の山頂天気予報を毎日配信している山岳気象専門サイト。月額¥300(税抜)でご利用いただけます。

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なだれ対策

雪山登山における最大の脅威といえば、「なだれ」。雪山を恐れず楽しむためには、なだれに対する知識を身につける必要があります。山岳団体などが主催する講習会に参加するのも良いでしょう。
雪山へ入山する際には、事前にその山域のなだれが発生しやすい場所を調べ、危険地帯に近づかないようにすることが大切です。万が一に備え、ビーコン・ゾンデ(プローブ)・ショベルといった雪崩対策ギアの携行も必須。これらの装備は持っているだけでは意味がないため、使い方もしっかり把握しておきましょう。

《参考》 「日本雪崩ネットワーク」
雪山で活動する方に雪崩についての正しい知識とマネジメント・スキルを普及させるための活動をしている非営利団体です。

リスクに備える登山届・山岳保険

山中でもしも救助が必要になった時、登山届が出されているかどうかで救援活動は大幅に変わってきます。夏山と比べ登山者の少ない雪山では、一日中ほとんど人に出会わないことも珍しくなく、誰かの助けを当てにすることはできません。そのため登山届を提出し、自分の行動計画を明らかにしておくことが重要になります。また、もしもの事故に備え、山岳保険や山行保険にも加入しておきましょう。

保険について詳しくはこちら>>


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アウターレイヤー:雪や強風といった厳しい外部環境から体を守る

濡れを防いで蒸れを逃がす、ゴアテックスなどの防水透湿性素材を用いたジャケット&パンツを選ぶこと。雪山用アルパインウェアは耐久性や耐摩耗性に優れ、表生地には雪の付着を防ぎながら滑落時に滑り止め効果を発揮する「アンチグリース加工」が施されています。水滴の滑りがよいレインウェアでは、転倒すると簡単には止めることができなくなります。雪山へは雪山用アウターレイヤーで臨みましょう。


ミドルレイヤー:保温性を確保しながらウェア内をドライに保つ

保温性を確保し、体温の低下を防ぐことが目的。気象条件や行動量に応じて数種類組み合わせるなど、「厚くなく、寒くない」ように調整することがポイント。汗をスムーズに外部に透過させる通気性や速乾性も重要です。


おすすめのミドルレイヤー商品一覧>>


ベースレイヤー:汗をすばやく吸い上げてウェアをドライに保つ

肌に密着するベースレイヤーは体温調節に直結し、ウェアの中でも特に重要な役割を果たします。汗を素早く乾かす「ジオライン」、濡れても冷えにくい「スーパーメリノウール」の2種類の素材からアクティビティに応じてお選びください。


おすすめのベースレイヤー商品一覧>>


冬のアウトドア・アクティビティにおすすめのアンダーウェアをご紹介


持続する保温力 ~冬の高機能アンダーウェア~>>


携行ウェア:休憩時に寒さから身を守る

休憩時や低温下では、体の熱を逃がさないよう早めに保温着を着用することが大切。高品質のEXグースダウンを使用したモデルであれば、軽量コンパクトで持ち運びにも便利。


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帽子/グローブ/アイウェア:雪山へは必携の基本アイテム

凍傷を予防するため、頭部や四肢などの末端部を保温することが重要。紫外線や風雪から目を守るアイウェアも必須アイテムです。



おすすめの帽子/グローブ/アイウェア一覧>>


シーン別レイヤリング例

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レイヤリングの基本やシーン別おすすめレイヤリング例をご紹介!

ウェアの性能を生かすレイヤリングシステム>>

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フットウェア

中綿入りや皮革製で保温性が高く、防水透湿性のあるブーツが必須。ワンタッチ/セミワンタッチアイゼンに対応するために、前後のコバの有無も重要なポイントです。保温性・クッション性に優れたソックスやブーツ内への雪の侵入を防ぐスパッツも必携アイテムです。



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アイゼン

固く凍った斜面を歩くには、前爪のある10本爪以上のものが適しています。使用するブーツとの相性が大切なので、必ず事前にフィッティングを行いましょう。


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スノーシュー

雪の上でも足を沈ませず安定した歩行を可能にするスノーシュー。本格的な雪山登山へは登坂性能の高いモデルがおすすめです。
カジタックスアイゼンを着用したまま容易に着脱ができる画期的なスノーシュー「アルパインスノーポン」シリーズもご用意しています。


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バックパック

スノーシューが取り付けやすいなど、用途に応じて必要な機能を備えたものを選びましょう。背面パネルやショルダーハーネスに雪が付着しにくい素材を使ったものがおすすめです。


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ピッケル/ストック/ヘルメット

ピッケルは歩行時のバランス保持や滑落停止などに使用する雪山登山の基本装備ですが、雪が少ない場合はストックの方が扱いやすいこともあります。バスケットは雪山用の大型のものを使用しましょう。


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雪崩対策ギア

ゾンデ(プローブ)はなだれ埋没者を捜索する際に、スノーショベルは埋没者を掘り出す際に使用します。スノーショベルはテント設営時の雪面の整地などでも活躍します。スノーソーは雪質の弱層チェックやイグルー作りに使用します。


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携行用具・緊急用具

道迷いなど万が一に備えて携行しておきたいアイテム。ツェルトはビバーク時だけでなく、休憩時の風よけとしても使えます。普通の水筒やハイドレーションでは飲み物が凍ってしまう雪山では、保温性のあるボトルも必携です。


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日帰り装備チェックリスト(積雪期)

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こちらは、積雪期の日帰り登山を想定した装備チェックリストです。対象とする山域、時期、天候により適した装備が異なる場合があります。ご不明な点は、お近くのモンベルストアでお気軽にご相談ください。

PDFファイルはこちら>>(273KB)

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M.O.C.(モンベル・アウトドア・チャレンジ)はモンベルの野外活動部門。雪山登山を安全に楽しむためのおすすめイベントが盛りだくさん! モンベルスタッフ同行ツアーのほか、プロガイドによる雪山講習会などもご用意しています。この冬、私たちと一緒に白銀の世界へ出かけましょう。

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雪山トレッキングイベントのほか、スノーシューツアーやこれから山スキーをはじめてみたい方向けのコースなども多数ご用意しています。

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