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はじめての山歩き 【登山の基本装備・冬の低山編】

2016/11/24

積雪がほとんどない低山なら冬でも気軽にハイキングが楽しめます。山デビューに必要な基本装備やウェアをご紹介

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気温の低い冬は、快適に行動しやすく山歩きにぴったりの季節。冬でもほとんど積雪がなく気軽に楽しめる山もあります。木々の葉が落ちて視界が開けて気持ちよく歩けます。冬ならではの澄んだ青空のもと、遠くに見える高い山が雪化粧している様子を眺めることができるでしょう。
近場にある里山や低山歩きを楽しむために必要な基本装備やウェア、知っておきたい知識や山でのマナーなどをご紹介します。

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どんな山がいい? はじめての山選び

「静かな森の中を歩きたい」「冬の森で野鳥を観察したい」など、まずは行ってみたい山のイメージを膨らませ、自分のレベルに合った山を楽しみましょう。ガイドブックやインターネットの情報を参考に決めるのも良いですが、まずは登山経験者に相談した上で同行してもらったり、M.O.C.(モンベル・アウトドア・チャレンジ)のトレッキングツアーに参加したりして、山歩きの基本を経験者から学ぶのが賢明です。

「はじめての山選び」のポイント

・真冬でも雪の少ない里山や、登山口から頂上までの標高差が300m以下の低山で、歩行時間が2時間程度のコースがある山
・ポピュラーで人気のある山(登山者が多く、登山道が整備されていることが多いので安心です)

登山計画と登山届

行き先が決まったら、次は同行メンバーを決定し、それぞれの経験や体力に合ったコースを選びます。グループ登山では、体力や経験値が最も低いメンバーに、コースレベルや歩行ペースを合わせるのが基本。地図を見て、標高差やコースタイム、クサリ場や危険箇所の有無などを参考に、コースを決定します。メンバーとコース、日程などが決まったら登山届を作成し、あらかじめ家族や友人にコピーを渡した上で、登山当日に登山口のポストに投函します。
最近では、Eメールやオンラインフォームから登山届を受付している自治体も増えているので、事前に自治体などのホームページでご確認ください。

山歩きのルールと安全対策

備えを怠らず、山でのルールを守って、安全第一で山歩きを楽しみましょう。
■登山の基本は「早立ち・早着き」。安全のために、早めの出発・早めの下山のスケジュールを組みましょう。日の長い夏と比べるとこの時期は驚くほど早く日が暮れます。15時までに下山できる計画にしましょう。たとえ里山、低山といえども暗闇の中で道に迷ってしまったら一大事。もしも日が暮れてしまった時のために、日帰り登山でも必ずヘッドランプを携帯しましょう。
■登山道でのすれ違いは「登り優先」が基本。道を譲るときは、頼りのない谷側ではなく身を寄せやすい山側に避けましょう。
■道に迷ったら…確認できる場所まで引き返すのが基本です。沢や谷には決して降りないこと。
■日没が迫ってきたら…登頂していなくても欲目を出さず、引き返して下山しましょう。ヘッドランプの使用を前提にする行動・計画は危険です。
■天候悪化&寒さに備えて…山の天気は変わりやすいもの。常に時間にゆとりを持って行動するよう心がけましょう。事前に天気予報を確認し、悪天候が予想される場合は登山を中止しましょう。また、山では平地に比べて気温が低く、風も強く吹きます。特に冬など気温が低い時に風が吹いていると、実際の気温より寒く感じます。レインウェアはもちろん休憩中の保温着や末端を冷やさないための小物は必ず持参しましょう。温かい飲み物を入れるボトルも冬の山に持って行きたいアイテムです。

雪山デビューはこれで万全! 雪山装備の基本ガイドはこちら
春からはじめよう! 山歩きの基本装備〈春夏編〉はこちら

山での服装・ギア(道具)

安全・快適な登山は、最適な道具選びから。登山に欠かせない三種の神器(バックパック・登山靴・レインウェア)をはじめ、さまざまな登山装備をご紹介します。

登山で必要な装備一式

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アウターレイヤー(レインウェア/アルパインウェア)

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雨や風、時には雪から身体を守る役割を持つのがアウターウェア。雪のない低山ハイクならレインウェアを使用することができます。ウインドブレーカーとしても使用できるので、晴れている日でも上下セットで必ず持参しましょう。防水透湿性に優れたウェアがおすすめ。ビニールカッパは発汗により内側から濡れてしまうためNGです。
また、保温性を重視したい方は、アルパインウェア(ハードシェル)が適しています。裏地が起毛していたり、保温材が封入されたりするタイプのアルパインウェアは予想外の冷え込みにも心強いアイテムです。

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おすすめのアルパインウェア一覧へ

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✔ 防水性の高いスタッフバッグ一覧へ


ミドルレイヤー(行動着)

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運動量の多い登山では、汗をかいても素早く乾き、動きやすいウェアが適しています。冬でも動いていると思いのほか熱くなり汗をかきます。暑くなったら首元を開けて温度調整ができるよう、ボタン付きのシャツやジップシャツがおすすめ。また「暑いな」「寒いな」と思ったらすぐに脱いだり着重ねたりして、発汗や汗冷えを抑えましょう。

おすすめのミドルレイヤー(シャツ)一覧へ


おすすめのミドルレイヤー(ソフトシェル)一覧へ

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ベースレイヤー(肌着)

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大量に汗をかく登山では、汗を素早く吸収拡散させて肌を常にドライに保ち、汗冷えを防ぐことが重要です。特に気温の寒い冬は汗冷えによる低体温症のリスクが夏よりぐっと高くなります。ミドルレイヤー(行動着)の下に、保温性と速乾性を備えた高機能アンダーウェアを着用して熱は逃がさず汗を逃がし、快適な行動を実現しましょう。

おすすめのベースレイヤー(男性用)一覧へ


おすすめベースレイヤー(女性用)一覧へ

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空気が冷たい冬は、体を冷やさないためにも、かいた汗を素早く乾かす必要があります。ウェア選びで特に重要なのは、どういった素材のものをどう重ね着するか。適切なレイヤリングをマスターして、快適に冬の低山ハイキングを楽しみましょう。

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アウターレイヤー


雨・風・雪などから体を守ります。一年を通して活躍するレインウェアや冬山用のハードシェルなどが該当します。

ミドルレイヤー


保温性を確保しながらウェア内をドライに保ちます。フリースソフトシェル化繊綿インシュレーションが該当します。

ベースレイヤー


汗を素早く吸水拡散して汗冷えを防ぎます。ポリエステルやウールのアンダーウェアシャツが該当します。

無雪期の装備を流用。冬の低山ハイクのレイヤリング


雪のない低山ハイクなら、アウターレイヤーはレインウェアを使用できます。登りで汗をかくことも多いので、ミドルレイヤーやベースレイヤーには速乾性と適度な保温性のあるものを選ぶとよいでしょう。

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アウターレイヤーストームクルーザー ジャケット Men's / Women's
ミドルレイヤーノマドジャケット Men's / Women's
ベースレイヤージオラインL.W.ラウンドネックシャツ Men's / Women's

アクティビティ別のレイヤリング例はこちらでチェック!



【気候条件による、気温や体感温度の変化について】
標高が100m上がる毎に気温は0.5~0.6度低くなり(気温逓減率)、風速が1m/s増すごとに体感温度は約1度ずつ低くなる(リンケ体感温度)と言われています。防寒着の不足や過度な発汗による汗冷えは低体温症につながる恐れがあります。レイヤリングで防寒対策をしっかりと行いましょう。


保温着

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冬の山歩きにはしっかりとした防寒着が必須です。体温が急に下がる休憩時には面倒がらずに着るようにしましょう。

おすすめの保温着一覧へ


パンツ/スカート

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歩行時に足を動かしやすいよう、ストレッチ性に優れた生地や立体裁断を用いたものを選びましょう。ショーツやトレッキングスカートとタイツの組み合わせも良いですが、寒い時期にはパンツの方が適しています。
ショーツやスカートを履く場合には、タイツを着用しましょう。足を保護するだけでなく、歩行をサポートする機能を持ったタイツもラインアップしています。足元は、保温性の高いレッグウォーマーをプラス。

おすすめのパンツ/タイツ(男性用)一覧へ


おすすめのパンツ/スカート/タイツ(女性用)一覧へ


帽子/グローブ/ソックス

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冷たい空気にさらされないように、耳や指先などの末端部を守る帽子・グローブ・ソックスは冬の山歩きの必須アイテムです。ニット帽や防寒手袋でしっかりと暖めてあげましょう。ソックスは厚みのあるものを選択して指先が冷えないように。また、コットン素材は保水してしまうため、おすすめできません。ウイックロン素材やウール素材のものを選びましょう。

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おすすめのグローブ一覧へ


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トレッキングシューズ

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山歩きで足を守り、歩行をスムーズにしてくれる必須アイテムです。スニーカーなど町歩き用の靴は、ソールが滑りやすく踏ん張りがきかないため、足に負担がかかり疲労しやすくなるので必ず自分の足のサイズ、形にあったトレッキングブーツを選びましょう。平坦で整備された道を歩く場合はローカットかミドルカットが、長時間の歩行や岩場・デコボコ道などを歩く場合はハイカットがおすすめ。防水透湿性に優れたGORE-TEXを採用したモデルや、靴紐代わりに採用したワイヤーによって着脱が素早く行えるモデルもあります。

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低山でも雪には注意!


低山でも気象条件にも雪が積もる場合があります。その場合は必ず、6本~10本爪の簡易アイゼンを用意するようにしましょう。

おすすめアイテム:スノースパイク 6

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バックパック

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身体に合ったもので、背負いやすく快適に歩けるモデルを選びましょう。中型以上のバックパックには背面フレームが搭載されており、身体によりフィットさせることが可能です。女性の体格に合わせて設計した専用モデルもあります。
日帰り登山では、容量が20~30Lくらいのものが良いでしょう。雨が降っていなくても、ザックカバーは必ず持参しましょう。
速やかな水分補給を可能にするハイドレーションシステムも、バックパックと合わせて取り入れるのがおすすめです。

おすすめのバックパック一覧へ

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ヘッドランプ

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登山では、道迷いや怪我など思わぬトラブルにより下山が遅れる場合が十分に考えられます。日帰り登山でも必ずヘッドランプを持参しましょう。
光の強さの目安の値に“ルーメン”というものがあります。70ルーメンを超えるヘッドランプであれば、万が一暗くなってもある程度行動を続けられるので安心です。小型軽量に優れていても30ルーメンを下回るヘッドランプは予備としての携帯や小屋、テント内での使用が主目的なので注意が必要です。

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水筒

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水分補給はこまめに行いましょう。のどの渇きを感じる前に水分を補給すれば、過度な水分摂取や疲労感を抑えることができます。軽量で持ち運びがしやすく収納性に優れたものは、怠らずに水分補給ができるためおすすめ。
またこの時期の山歩きでは保温ボトルを用意し、白湯でも構わないので入れておきましょう。休憩のときに温かい飲み物があるととても落ち着くものです。体温が下がってしまうと思い通りのパフォーマンスが出せないこともしばしば。体を芯から温めてあげましょう。

おすすめの水筒/保温ボトル一覧へ


あると便利なアイテム

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ストック

リズミカルな歩行の役に立ったり、下りで身体をサポートしてくれたりと、山歩きでの頼れる相棒となるのがストックです。

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クッキングバーナー/食器

昼食にスープやカップ麺、休憩時にホットコーヒーなど、山で暖かいもの食べられると、身体の疲れも大幅に軽減されます。鍋とバーナーがひとつになったオールインワン・タイプのJET BOILがおすすめ

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サングラス

山の上は高度が高いため、紫外線も平地に比べて高くなります。目を保護するためにサングラスをかけましょう。

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ネックゲーター

寒い季節には首を暖かく保ち、身を守りましょう。ネックゲーターならすきま風が入ってこないので、アウトドア・アクティビティにぴったりです。

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山のトイレ用品

自然分解されやすいペーパーや、携帯用トイレなど、山の自然環境に配慮したものを持参するようにしましょう。

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その他の小物

もしもの時に活躍する非常用品など、山で役立つ小物です。

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店内講習会&M.O.C.のツアー

モンベルストアで開催中の店内セミナー

「はじめての山歩き」「安全登山」など、登山をはじめるにあたってのためになる企画や「山道具のメンテナンス」「雪山登山のはじめ方」など、山登りを続けていく上で役に立つ企画を全国のモンベルストアで開催しています。
店内講習会はこちら

フィールドに精通したスタッフがご案内します

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