繊維には、汗などの水蒸気を吸収すると熱を発生させる性質(吸湿発熱)があります。この特性を生かした発熱繊維が多く開発されていますが、他のどんな発熱素材と比較しても卓越した発熱量を誇るのが、モンベルのスーパーメリノウールです。
ウールは自らが発生させた熱を、繊維表面にあるスケール(うろこ状組織)が包み込み、暖かさを持続させることができます。さらに、その熱を緩やかに放出するので、汗冷えなどの不快感から体を守ります。
産出量の非常に少ない繊度18.5ミクロンの「マルチクリンプウール」を使用。繊維のクリンプ(縮れ)が非常に大きいため、ストレッチ性に優れ、生地に編んだ際にはデッドエア(断熱材としての動かない空気)を多く含むので抜群の暖かさを生み出します。また、太さが均一なため切れにくく、繊維長が通常のメリノウールに比べて15%長いので、チクチク感の少ない心地よい肌触りです。
ウールはもともと帯電しにくい繊維ですが、スーパーメリノウール・アンダーウェアには、生地の縫い合わせ部分の糸に自然放電するカーボン繊維を使用して、より静電気を起こりにくくしています。
ウォッシャブル加工をしているので、ご家庭でも簡単に洗濯でき、お取り扱いも簡単です。(洗濯の際は中性洗剤をご使用ください)